design 原田恵都子 Harada+Harada

「柘榴姫社交倶楽部」

「脳内ポイズンベリー」「失恋ショコラティエ」など数々の人気作品を生み出されている漫画家水城せとなさんの、雑誌VOCEの連載を単行本した初のおとぎ話本。内容は、眠り姫、白雪姫、人魚姫など、おとぎ話ではおなじみのプリンセスストーリーが、あっというような美しく妖しい物語にアレンジされています。挿画は画家の樋上公実子さんが担当され、プリンセスたちの他、このお話の大事なキーにもなる甘いあまいスイーツがにおい立つように描かれています。
カバーには、ツヤ消し金の箔押し加工を表一全面に施し、魅惑のお話と絵の世界へ誘うように演出しています。挿画を絵本のように挟み込む構成にして、本文デザインも凝りました。
今回のご依頼は、水城さんが私のお仕事やこのサイトを見つけてくださり、ご指名でいただいたものでした。なんとも幸せでうれしいご縁により、こんなゴージャスで贅沢な一冊をブックデザインさせていただきました。

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本文↓

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『柘榴姫社交倶楽部』
水城せとな/著
樋上公実子/挿画・装画
A5判・並製
講談社